
酒米ツアーの次回は、収穫期の10月ごろ。
それまでNPO法人えがおつなげての方々が、みなさんの酒米をお守りします。
秋までのお楽しみが増えたと思いますので、ぜひ成長を期待していてくださいね。
追伸
6月15日(火)に丸の内にて「酒米づくりツアー同窓会」が開催されました。
みなさんで萬屋さんの春鶯囀「しゅんのうてん」を美味しくいただきました。
農村でも都市でも集える、お酒が大好きなお友達の輪。大切にしたいものですね。

<特別企画! 酒米まめちしき>
◆ひとごこち→
長野県農事試験場により開発された酒米。1997年に品種登録され、翌年から現在に至るまで「長野県奨励品種」として採用されている。長野県で古くから使われていた美山錦(みやまにしき)、白妙錦(しろたえにしき)などよりも稲穂の背丈が低く、米が大粒で心白も非常に大きい。また耐冷性にもやや強く、多収が可能という長所を持っているが、一方でいもち病には強くないこと、普及地帯が標高700m以下と言われているため、増富地区のような標高1000m以上の地域での栽培は初めてだそうだ。
◆萬屋醸造店(よろずやじょうぞうてん)→
創業は寛政2年(1790年)と、220年もの歴史をもつ酒造。創業当初からは「万(よろず)」という漢字をもじり、『一力正宗』という銘柄で地域に知られていたが、昭和8年における与謝野鉄幹・晶子夫妻の酒造来訪により、春鶯囀「しゅんのうてん」という新たな酒銘を授かることとなった。1976年には醸造用糖類の使用を全廃し、三増酒製造の廃止を推進。そして1978年には、当時としては珍しい純米酒を発売した。
◆三増酒(さんぞうしゅ)→
正確な名称は三倍増醸清酒。第二次世界大戦の終了後、外地米の輸入断絶をはじめとした様々な要因のもと、日本は深刻な米不足に見舞われた。低コストかつ大量生産が可能で、しかも糖類・酸味料・グルタミン酸ソーダなどを添加して味を調えるため、戦後の清酒の主流として一般層に広く親しまれた。一方で当時の米不足によって純米酒が低精白になり、雑味などが増えたことも三増酒が好まれたことの大きな要因と言える。しかし1970年半ばの地酒ブームの発端により、砂糖は無添加、アルコールは低添加の本醸造酒など、元来の日本酒の生産が増え始めた。ちなみに2006年の酒税改正により添加量が規制され、現在では三増酒は製造できなくなっている。
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