- 2010年6月のアーカイブ

5月29日 酒米づくりツアー:お田植え編 レポート

みなさん、こんにちは。
先日(5月29日)行われた酒米づくりツアー:お田植え編の様子をご報告いたします。

農作業にもってこいの暑すぎない、うららかな日差しのなか、
酒米づくりツアーが行われました。

お田植えにちょうどいい、ヒタヒタの水加減。
苗の束を点在させた状態で皆さんのお越しをお待ちしました。
20100529田植え前3.JPG

地域のインストラクター、スタッフの自己紹介の後、
農場長の指揮の元、スタッフによるデモンストレーションを行いました。
見えますか?
20100529デモ3.JPG

実際にこれから植える苗の束を手に、目つきも真剣です。
20100529デモ(苗を持つ)3.JPG

で、実際にお田植えです。

はじめは、泥のヌルッとした感触にちょっとびっくりした方もいらしたようですが、
『案外あったかい。』『なんか気持ちいい』などと言いながら、
ヒモ(田引きヒモと言います。)の後ろに一列に整列したいただきました。

再度、列に加わった地域インストラクターから『こうやって持つんだ!』と
教わりながら、田植え開始です。
20100529苗はこう持つ3.JPG

『自分の前の田植えが終わったら、一歩下がって足つぼを均(なら)しなさい!』
のインストラクターの声に『足つぼ?』と言う声もありました。
そうです。
地元の方は、田の足跡を『あしつぼ』って言うんですね。
水溜りになっている足跡のことを『あしつぼ』と表現するあたりが、
なるほどと、感心させられます。

スタッフの動かす田引きヒモに沿って、順調に田植えも進み、
『終わった!』の歓声も聞かれるころになると、
田の水温も上がり、一歩下がるときに感じる暖かい水温と、
まだちょっと冷たい泥のコントラストに太陽のぬくもりが感じられます。
20100529もうすぐ終わる3.JPG

すがすがしい陽気と、心地よい疲労感の中、お田植えを終了し記念撮影。
なかなか経験できない体験と、達成感に満ちた皆さんの笑顔が最高です。
20100529集合写真3.JPG

田んぼにも、こんなにきれいに田植えが完了しました。
20100529田植え後3.JPG

その後、泥まみれの足を用水路にて洗い、バスの到着を待ちます。
ここでも、キュッと冷たく意外と速い水の流れにビックリです。
20100529足を洗う3.JPG

作業の後は、お楽しみのお昼ご飯。
一息入れて、お楽しみの萬屋醸造店さんによる『酒造りセミナー』。

萬屋醸造店さんには、お田植えのときから、ご参加いただいたので、
打ち解けた感じでセミナーを開催しました。

まずはじめに、中込社長から日本酒にまつわる情勢についてお話いただき、
続いて芦沢さんから、醸造方法について教えていただきました。
さすがに皆さんお酒好きとみえて、目が真剣です。
20100529聴講の様子3.JPG

中込社長の『出荷量が昭和50年代から半減している。』といった話や、
現在流通している日本酒の約7割が、いわゆる工業的な手法で醸造されている実態に、
思わず声を上げている方も。
20100529中込社長3.JPG

そんな中、『国産のコメで安心した酒を届けたい。』という思いを胸に
これまで取り組んできた歴史をお話いただきました。

また、そのような取り組みを続けている酒蔵さんに今回の酒米の醸造をお願いできることに、
感謝の気持ちで一杯です。


芦沢さんからは、工程について教えていただき、
半日以上掛けて精米後、10日ほど『からし』(冷却・寝かす)を行うなど、
ゆっくりじっくり進めている工程があると思えば、何秒単位で作業を進める洗米・浸漬作業など、
お酒造りの奥の深さを教えていただきました。
20100529芦沢さん3.JPG

芦沢さんからの
『日本酒は酒のなかでは珍しく、温度を変えると実に様々な表情を知ることが出来る。』
とのコメントに、試飲への期待感が高まります。

途切れない質疑の後、お楽しみの『試飲体験』
またとない機会に、中込社長や芦沢さんとの会話も楽しんでいただきました。

皆さんの様々な期待を胸にお田植えされた酒米『ヒトゴコチ』。
今後、生育状況をこの『ソラツチブログ』でご報告していきます。
ご期待ください。

青大豆 栽培スタート!

みなさん、こんにちは。
今年も空土ファームでの青大豆の栽培がスタートしました。
第一回目は播種の状況をお伝えいたします。
青大豆の播種に関して作業の流れを簡単に説明しますと、
① 畑の耕耘
② 播種
③ かかしの設置 
という感じです。
早速その様子を見ていきましょう。

まず①畑の耕耘。
これはトラクターを使って行います。
DSCF1219.jpg
土がよく乾いた状態で作業するのが重要なポイントです。
大豆にかかわらず、どんな作物でも同じことが言えますが、播種した時の土の状態が
一年の出来不出来を左右するので、とても大切な作業です。
つぎに行われる播種作業もこの耕耘が上手に行われているととてもスムーズに行われるのです。

耕耘後は②播種
今回は手植えではなく機械による播種です。
DSCF1224.jpg
使用する機械はこれ! その名も「種まきゴンベエ」!
ハイテク機器も装備しておらず、自立も困難な彼ですが、種まきに関しては頼れる奴です。
DSCF1228.jpg
一定間隔で種を落とし、覆土してくれます。たまに種を落としてくれなかったり、覆土しないで行っちゃったり...。それでも圧倒的スピードで種まきが終わるので助かります。

播種がうまくいったあとは③かかしの設置 
青大豆はハトの大好物。播種後は特にハトに狙われます。
しっかり対処しないとあっという間に種を食べられてしまうのです。
そこで登場! かかしのスザンヌ!
(毎年ネーミングには悩みますが・・・)
2010060617270003.jpg

ファームのある、増富地域では、ハト対策にはかかしが一番効果的! 見た目もGOODですね。
そのチャーミングな姿は、人には癒しを、ハトには脅威を与えます。

当然かかしは自分で歩いてくれないので、二日に一回ほど移動してあげなければハトにばれてしまいます。
偽物であるとバレた途端に食べられてしまいます。かかしの移動も大切な圃場管理の一つなんですね。


次回の報告では発芽後の青大豆の様子をお届けできると思います。
それまでハトに食べられないように、スザンヌとともに管理していきます。
次回の報告を楽しみにお待ちください。

それでは、農場スタッフからの報告でした。

5月22日 空土バスツアー 「親子田植え体験」

みなさん、こんにちは。
去る5月22日に行われました、空土バスツアー「親子田植え体験」の模様をレポートします。

この日の田植えの為に4月から稲の育苗を行ってきましたが、今シーズン4、5月とても
冷え込む日々が続き、霜にあたって苗がダメになってしまわないかと心配する日々でした・・・。
しかし育苗の甲斐あって無事、この日のお田植えを迎えることができました!

御門.jpg
田植え前の御門集落の棚田です。

御門 清明さん自己紹介.jpg
まず始めに、一緒に田植えを行ってもらう、地域インストラクターの方達、私たちスタッフの
自己紹介です。

地域インストラクターの方から「稲の株は4本から5本です」と言うご指導を頂き、お田植え
スタートです!
御門 田植え1.jpg
御門田植え2.jpg
お田植えの途中、「株の数が少なすぎる気がしますが、これでよいのですか?」という
ご質問を頂戴しました。
確かに、田植え時の苗は小さいので少し頼りなさそうに見えますが、これから生育して
いくに連れ、分けつ(ぶんけつ:稲、麦などで、根のきわの茎が枝分かれすること)していき、
大きくなっていきます。

御門 引き.jpg
棚田3枚に渡って、「あきたこまち」の苗を植えていただきました。
お田植え後の稲の生育の様子を、このソラツチブログで更新していきますので
お楽しみに!!

御門公民館 お昼.jpg
お昼は御門公民館で、地域の方たちに五穀米ご飯、ほうとうなどを振舞っていただきました!
たくさん働いた後だったので、みなさんご飯がとても美味しかったようです。
地域インストラクター、私たちスタッフも交じりにぎやかな昼食となりました。

森林体験 拾いもの.jpg
午後は森林体験で、参加者のみなさんに森の中に落ちているものをたくさん拾ってきてもらいました。
拾ってきたものを覗いてみると、どんぐりや松ぼっくり、くるみ、中には鹿のフンも笑!!

佐久間さん 解説.jpg
森林体験の先生は、山梨県で林業をしている佐久間さんです。
みんなが拾ってきたものを解説してくれています。
くるみは、けものに食べられ半分に割れたりしていましたね。

箱の中身当て.jpg
最後に、箱の中の中身当てゲームをしてもらいました。

箱の中身 解答.jpg
解答を書いてもらっているところです。
箱の中身はもちろん?森の中に落ちている様々な物でした!
鹿のツノ、鳥の巣、猿の腰掛などなど...、みんなわかったかな!?

こうして内容盛りだくさんの、空土バスツアー「親子田植え体験」の一日は終了しました。
また増富でお会いできること、楽しみにしています!


以上、農場スタッフからのレポートでした。

小麦 ~成長加速中!~

みなさん、こんにちは。
前回、シカの被害にあった小麦たちのその後の成長を今回はお送りいたします。
4月の下旬、シカに食べられ小さくなってしまった小麦。その後、少しずつ復活してきた様子を前回お伝えしましたが、今回はさらに飛躍的に成長した姿をお届けいたします。

早速その成長ぶりを写真で見ていきましょう。

まず一枚目。全体の様子です。
6月の日差しを浴びてどんどん大きくなってきました。
比較.jpg
5月6日(復活の兆し)          6月8日(急速成長中)

その違いは一目瞭然! 緑も濃く、地面が見えないほどの成長を見てとれますね。


もう少し寄って見てみましょう。
HIKAKU.jpg
5月12日(背丈30cm)         6月8日(背丈70cm)

ほんの1ヶ月で背丈は2.5倍近く伸びました。
そして、その先端を見てみると・・・

DSCF1265.jpg
6月8日 穂先の様子

穂がしっかりと見えますね! ここまでくればあと一息。
残り1ヶ月半ほどの間に、さらにその身を太らせ、収穫の喜びを与えてくるでしょう。

DSCF1267.jpg


一時は心配された小麦たちも辛い時期を乗り越えてここまで大きくなってくれました。
スタッフ一同その姿を見てホッとしております。

次回の報告では収穫の様子をお届けできると思います。
それまでしっかりと管理していきますので7月下旬の報告をお楽しみに。

それでは、農場スタッフからの報告でした。

野菜畑その後

みなさんこんにちは。

空土ファームのある北杜市増富地域は、
5月中は肌寒さを感じる日があったものの、
6月に入ってようやく寒さの心配もなくなり、
植物にとってはこれからが成長をみせる時期となってきました。

前回ご報告した空土ファームの野菜たちも、
みな順調に育ってきています。

まずジャガイモですが、種芋を播いてから1ヶ月少々で、
これだけ立派に成長しました。

じゃがいも遠景.JPG

じゃがいも接写.JPGのサムネール画像

これから芽かき、追肥の作業を経て、
早いものでは6月下旬に新じゃがの収穫となります。


次はトウモロコシ。
今回播いたのはキャンベラという品種ですが、これは甘みが強く、
粒皮がやわらかで生で食べても美味しい品種です。
こちらも順調な生育を見せています。

とうもろこし接写.JPG

現在は本葉が2枚出揃った状態ですが、
追肥などをおこなって8月中旬には収穫を迎える予定です。

そして枝豆。

えだまめ接写.JPG


こちらは本葉が出始めたところ。バックに映っているのは防鳥ネットの影です。
これで鳥の侵入を防ぎ、本葉が大きくなった頃に間引き、土寄せを行っていきます。
順調に生育すれば、7月中下旬には収穫の予定です。これからの成長が楽しみですね。

今後も収穫までの畑の様子を定期的にご報告していきます。
以上、農場スタッフからのレポートでした。